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猿と温泉

こんにちは。スタッフの奥村です。

暦の上では春とはいえまだまだお寒いですね。いかがお過ごしですか?

今回は何のお話をしようかと考えていたところ、ふと、部屋の壁に掛っていたカレンダーが目に留まりました。お猿さんが気持ちよさそうに温泉に入っている写真です。

私も温泉に入りたいな〜♪と思いながら、お猿さんが温泉に入るようになったきっかけが気になり、調べてみました。

冬になるとテレビやイラストなどでもよく見かけます。そのためか、温泉付近に生息するお猿さんたちの自然な行動だと思っていましたが、そうではない事を知り、また、とても意外な歴史もあったため、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、今年の干支でもあるのでぜひご紹介したいと思います。

初めに、温泉に入るサルというのはとても珍しく、その一部は長野県にある「地獄谷野猿公苑」で観られ、世界でも唯一、そんなお猿さんたちに出会える場所として有名になっています。しかし、ここでも昔からサルが温泉に入っていたわけではありませんでした。

『戦後の林業により、サルが食料にしていた奥山の木々が切り倒され、サルは生息地を無くし、山から地獄谷付近まで下りて来るようになったが、山を下りたサルの頭数が多すぎて、食料が足らず、さらに下流の油田温泉付近のリンゴ畑(田畑)が被害を受けた。

地元民は林野庁にサルを駆除する許可を願い、サルが有害獣と認められ、50頭の殺許可が出たところ、初代の苑長となる原苑悟は、猿と人間の共存を目指して、リンゴ畑から離れた上流(現在の後楽館付近)にてサルを餌付けし、餌が足りれば畑の被害はないと発想から、サルの駆除に反対し、行動を行こした。サルを駆除せずに強いサルの群れを手なずけ、1964年、地獄谷野猿公苑の開苑をみた。開苑当時、好奇心旺盛な仔猿が付近の旅館「後楽館」のヒト用の露天風呂に入浴し、それを大人のサルが真似をし始めたのが始まりで、のちに、衛生面から、「お猿さん専用の露天風呂」が整備された。』  Wikipediaより

初代苑長の原苑悟さんの動物を想うあたたかい気持ちから、ヒトとお猿さんの間に信頼関係が生まれたのちに、お猿さんは偶然温泉と出会ったのですね。

ヒトがいてもあんなにリラックスして、気持ちよさそうに温泉に入っている理由がわかりました。

余寒はまだまだ続きそうです。体調を崩さぬようくれぐれもご自愛下さい。

皆さまが良き春をお迎えになりますように。

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