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京都の旅〜大徳寺高桐院〜

京都の旅で大徳寺高桐院を訪れました。
春の日差しに穏やかな暖かみを感じさせる路地の先に松向軒がありました。
 
 畳の小さな部屋の中に、安らぎと、心癒す豊かな静けさが満ちていました。
私は、当時茶の湯の世界は全く知りませんでしたが、茶室の前にすわりながら、亭主と客が向かい合っている姿を想像しました。
穏やかな日差しに包まれた路地が奏でる風に草木がなびく音、鳥の声、これから始まるすてきな世界への前奏曲です。

にじり口が客を迎えると、亭主と客は、安らぎと、信頼の中に身を浸し、こころを通じ合います。小さな窓から入る光さえも、限りなく優しく、光の中に浮かぶ塵さえも輝いて客人を歓迎するようです。

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